産後の胸の張りや小さくなった人必見!胸のしぼみを取り戻す方法とは?
2018/11/19
妊娠してから産後や卒乳するまでに女性の体は大きく変化していきます。
特にバストは妊娠中から張りが出てきて「自分の胸なの?」って思うほど大きくなりますが、産後や卒乳後は張りを失って一気に小さくなり、まるでしぼんだ風船状態になってしまします。
小さくなった自分の胸を見て、悩んでいる方も大勢いらっしゃいますが、
ちょっと待って!
毎日きちんとしたバストケアをしてあげれば、しぼんでいた胸を大きくする事が可能になるんです!
そこで今回はそんな産後や授乳後にしぼんでしまった胸を、張りのある大きな胸を取り戻すバストアップ法をご紹介します。
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Contents
産後や授乳後に胸がしぼむ原因とは?
妊娠中や授乳中にはあんなにも大きくて邪魔だなと思うほど存在感のあったバストが、卒乳後にはあっという間にしぼんでしまったバストを見て、なぜこんなにもしぼんでしまったの?と不思議に思う方もいますよね。
そこで、なぜ授乳後に胸がしぼんでしまうのか。
その原因を調べてみましたよ。
授乳による影響
妊娠中から胸が大きくなったのには、「プロラクチン」が影響しています。
「プロラクチン」とは、脳下垂体で分泌される女性ホルモンの一種。
この「プロラクチン」が増加することで、乳腺が発達して母乳がたくさん生成されます。
プロラクチンは授乳中のママにとっては、とても重要な役割を担っているんですね。
そんなプロラクチンが影響して、妊娠中や授乳中は胸がどんどん大きくなっていきます。
ですが、卒乳後は母乳を生成する必要がなくなるとプロラクチンは分泌されなくなってしまうんです。
そうすると今まで発達していた乳腺が、どんどんと衰退していき結果的にバストが小さくしぼんだ状態へとなってしまうんです。
クーパー靭帯の伸び
乳房は90%の脂肪と10%の乳腺組織から成り立っています。
そのほとんどが脂肪なんですね。
脂肪には筋肉がありませんから、そのままだと乳房はどんどん下がってしまいます。
ですから筋肉に代わって乳房を上へと引っ張る役割をしているのが、「クーパー靭帯」なんです。
妊娠中は胸が大きく重たくなります。
「クーパー靭帯」はそんな胸を支えるためにピン!っと張り詰めて、伸びた状態になっているんです。
ですが卒乳後は胸も小さくなり重みも軽くなるとクーパー靭帯が縮むのかと思いきや、一度伸びてしまったクーパー靭帯は元には戻りません。
ですから授乳後は胸が垂れたり、しぼんだ状態になってしまうんですね。
姿勢の悪さ
オムツ替えをする時や赤ちゃんのお世話をする時はどうしても、前屈みの姿勢になってしまいますよね。
こういった姿勢の悪さから血流やリンパの流れが悪くなって、栄養や女性ホルモンをバストまで送り届けることが出来なくなり、胸がしぼんでしまう原因となります。
妊娠中でもできるバストアップ法
産後や卒乳後でもバストがしぼまずに大きさをキープするには、妊娠中から大胸筋を鍛えておく事が大切になってきます。
そこで妊娠中でも出来る大胸筋を鍛える方法をご紹介します。
椅子を使った腕立て伏せ
普通の腕立て伏せは万が一、手が滑ってお腹をぶつけてしまう恐れがあります。
ですからお腹への負荷の少ない方法として、椅子を使った方法をご紹介しますね。
【やり方】
膝を床に付けた状態で椅子に両手を置きます。大胸筋に力が入っていることを意識しながら、普通に腕立て伏せをするように、腕の伸ばしたり椅子を押し付けるように腕立て伏せを行っていきましょう。
ペットボトルでダンベル運動
ダンベルは妊娠中にはちょっと負荷が大きいので、500mlのペットボトルを使用することをオススメしますが、軽く大きな負荷が掛からないダンベルでしたら大丈夫です。
体と相談しながら無理のないように行えるダンベルを選んでくださいね。
【やり方】
床に仰向けに寝て膝を立てます。
ペットボトルを両手で持ち、息を吐きながら腕を真上に持ち上げます。
次に息を吸いながらペットボトルが胸の近くに来るまで腕を下げます。
この動作を10回3セットほど繰り返していきます。
妊娠中のバストアップで注意すべき点
Sponsored Link妊娠中はできるだけ腹筋を使わずに、胸部に力を入れて大胸筋を意識して運動をするようにしましょう。
トレーニング中にお腹の張りを感じたり痛みを感じた場合は、すぐにトレーニングを中止してください。
しばらくしても、張りや痛みが治まらず心配な場合は主治医に相談しましょう。
トレーニングをする際は、体調の良いときに行いましょうね。
悪までも、お腹の赤ちゃんが最優先ですから。
産後や授乳後の簡単バストアップ法
授乳後に美しいバストをキープするためには、妊娠中からのバストケアが大事なのはお話しましたね。
そこで、次に出産後にバストの形を崩さないためのバストケア法をご紹介していきます。
適切なブラジャーを選ぶ
産後のバストは妊娠前に比べると通常2カップ以上アップしています。
ですからクーパー靭帯を傷つけないようにバストをしっかり守って、支えてくれる授乳用ブラジャーを着けるようにしましょう。
→授乳ブラジャーおすすめ人気トップ3!先輩ママの口コミと選び方は?
卒乳後は通常のブラジャーに戻す場合は、出産前とはサイズや形が変化している場合が多いので、必ずサイズを測って、新しいブラジャーを着けるようにしましょうね。
体に合わないブラジャーを着けていると、バストの形が崩れたり、垂れてしまう恐れが・・・。
ですから、必ずサイズを測って新しいブラジャーを着けるようにしましょう。
大胸筋を鍛えよう
妊娠中にも出来る簡単な大胸筋を鍛える方法をご紹介しましたが、産後はもう少しステップアップした腕立て伏せをご紹介します。
【やり方】
膝を床につけて腕は肩幅よりも少し広めに開いて、息を吸ってゆっくり降ろして、息を吐いて体を上げる。
これを5回~10回行います。
胸の筋肉(大胸筋)を意識してトレーニングしましょう。
おっぱい体操
元助産師の神藤多喜子さんが産後の胸の垂れや、しぼんでしまった胸に悩む女性の為に考案した『おっぱい体操』は、バストアップだけでなくホルモンのバランスも整えるのにも効果が期待できるんだとか。
【やり方】
1・おっぱいはがし
胸筋や側胸筋に張り付いている脂肪をはがすように肩甲骨の下からおっぱいの脇に向けて、すくい上げるように寄せていきます。
2.おっぱいゆらし
まず左のおっぱいを右手で下からすくい上げるように持ち上げて、鎖骨の中心に向かって、斜め上に1秒あたり3回のリズムで10秒間揺らす。右のおっぱいも同様に揺らす。
次に両手で脇からおっぱいを中央に寄せて持ち上げ、上のほうに軽く1秒間に3回のリズムで10秒間揺らす。
栄養バランスの良い食事
マッサージなどの外側からだけでなく、内側からのケアもバストアップには必要不可欠です。
たんぱく質は体を作る基礎となる最も重要な栄養素なので、積極的に摂りたい栄養素ですね。
・豆腐
・卵
・乳製品
・鶏肉
などに多く含まれています。
ビタミンAはバストに張りと弾力を与えてくれます。
・ほうれん草
・人参
・レバー
・うなぎ
などに多く含まれています。
ビタミンEは、血行を良くして乳腺を活性化させます。
・アーモンド
・いくら
・たらこ
・カボチャ
などに多く含まれています。
バストアップをするには、何か一つの栄養素をたくさん摂取するのではなく、バランスのよい食事からたくさんの栄養を体に摂取することがバストアップの一番の近道となります。
美乳になるトレーニングのポイントとは?
妊娠中に大きくなったバストを卒乳してからも、張りのある綺麗なバストの形をキープするためには、やはり妊娠中からの大胸筋を鍛えてあげることで、垂れたりしぼみにくいバストが保たれるんです。
そこでトレーニングを行うときのポイントを抑えることで、より効果的に大胸筋を鍛えることが出来ちゃうので、そのポイントをご紹介します。
ポイント①:ゆっくり深い呼吸でトレーニングを行う
ポイント②:トレーニング中は大胸筋を意識しながら行う
この2点を意識してトレーニングを行うことで、大胸筋をより効果的に鍛えることが出来ますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
育児をしながらのバストアップのトレーニングは大変だと思いますが、筋肉は使わなければどんどん衰えていってしまいます。
卒乳後にしぼんだバストを見て悲しい思いをしない為には、妊娠中から少しずつ体調をみながら、筋トレをする努力が必要なようですね。
ただし妊娠中は赤ちゃんが最優先ですので、少しでも体に異変を感じたら、すぐにトレーニングを中止して安静にしてくださいね。
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